一人ではできないことを、チームで実現する面白さ──挑戦の日々が描く成長のカタチ

株式会社GxPで入社4年目を迎え、ビジネスソリューション部第2部 Online merges with offline Agile Unitに所属する池谷美星さん。現在は、百貨店のDX推進プロジェクトの一つでサブチームリーダーとして活躍しています。学生時代はIT業界とは無縁だったという彼女が、なぜGxPに入社し、エンジニアとしてどのように成長してきたのか。その背景や日々のやりがいについてお話を伺いました。

大学は経済学部で、特にIT業界を目指していたわけではありませんでした。でも、部活動にはとても力を入れていて、美術研究部の部長として運営に携わりました。普段はデッサンや水彩画を描きながら、部内の展示会を開催したり、年に2回大規模な壁画を制作するイベントを実施していました。そうした活動では、外部と調整をしたり制作のスケジュールを管理したりする機会が多く、多くの人と協力しながら目標を達成する面白さを知りました。

自分はIT未経験でしたが、両親がIT関連の仕事をしていたことで自然にいくつかのIT企業に興味を持ち、就活の早い段階でGxPに決めました。面接の際、面接官の方が私の話に興味を持って深く掘り下げて聴いてくださったことが印象的でした。形式的ではなく、私自身に向き合っていただけたことで、この会社の方々と一緒に働くことを強くイメージできたのが入社の決め手です。

現在は、百貨店のDX推進プロジェクトの一つに携わっています。お客様が使うサービスや、従業員の業務を支援するツールを開発しています。たとえば、百貨店内のテナントのご担当者が推しの商品を写真や文章で登録して、直接情報を発信できるシステムなどを作っています。
プロジェクトチームは、社内メンバーだけでなく顧客や関係会社のご担当者も含めた十数名で構成されています。私はこのチーム内に3つあるサブチームの中の1つのリーダーを務めています。

特に『悪いことほどすぐに発信する』ことを意識しています。問題が発生した場合でも、早めに共有することでチーム全体で迅速に対応できるからです。また、『業務上の言葉』と『開発上の言葉』を使い分けることも心掛けています。たとえば、お客様には『見える状態にする』と言っても、エンジニア同士の話では『データベースに保存される』と言います。お客様や関係者と円滑にコミュニケーションを取るために、適切な表現を選ぶことを大切にしています。

自分一人では実現できない規模やクオリティのサービスが、チームの力を合わせることで実現できたときは、本当にやりがいを感じます。また、リリースしたサービスをお客様に実際に使っていただき、感想をいただけたときにも、自分たちの仕事の意義を実感します。プロダクトオーナーからお客様の声を届けていただけることもとても嬉しいです。

私のチームでは毎週1回、技術面やコミュニケーション面について振り返りを行っています。その中で、小さなことでも次に取るべきアクションを必ず決めて実行しています。全員が意見を出しやすく、誰の意見も受け入れられる環境があるのが特徴です。この文化があるおかげで、チーム全体が常により良い方向に進化していると感じます。

配属されて間もない頃、開発に携わったサービスを通じて高額商品の購入プロセスに貢献したと聞いたときのことです。コロナ禍で店頭での接客ができない時期にリリースしたアプリを通じて、数千万円の時計が売れたと伺い、とても驚きました。お客様にご利用いただいていることを実感できた喜びだけでなく、自分が関わっている仕事の大きさや責任を再認識した出来事でした。

現在はサブチームリーダーとしてサブチーム内のことや他チームとの状況に気を配っていますが、将来的にはより大きな範囲で貢献できるアシスタントマネージャーを目指しています。そのためにも、目の前の業務の改善やお客様に価値を届けることを意識した実行を積み重ねていきたいと思います。

GxPは、チームで補い合いながら成果を出すことができる環境です。ご自身の得意なことや好きなことが、他のチームメンバーやグループにとって代え難い強みになると思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています！

池谷さんのインタビューから、チームで成果を追求することへの情熱と、自分の役割を全うする責任感が強く伝わってきました。GxPでの挑戦を通じて、さらなる成長を目指す彼女の姿は、未来の仲間への力強いメッセージとなるはずです。