現在担当している仕事について教えてください。
グローバル展開する建設機械メーカーの、建設機器ダッシュボード開発プロジェクトで、リーダー的な役割を担っています。
このダッシュボードというのは、ブルドーザーやショベルカーについているセンサーから建機の状態を取得できるようになっており、そのデータを取得して世界中にある建機の状態を可視化できるようにするものです。エンドユーザーはヨーロッパやアメリカにもいます。エンドユーザーからのフィードバックをお客さんからいただいたとき、世界中の人に使っていただいていると実感できるので、グローバルなシステムに触れられるのは面白いです。
そしてお客様からいただいた要求をチームで考えながらプロダクトの形に落とすというところに、やりがいを感じています。
一方で、「GxWagora」の開発プロジェクトにも参加しています。「GxWagora」は、開発チームの進捗や目標やウェルビーイングの状態を可視化するプラットフォームで、社内の勤怠管理ツールとしても利用されている自社プロダクトです。そもそも何を作ったら良いのかということから考えて、要求を形に落としていくところが面白いです。
基本的に「考える」ということがすごく好きなんです。
新卒で入社して現在5年目になりますね。学生時代はどんなことに力をいれていたのでしょうか?
学生時代は、大学から初めたビオラ(弦楽器の一つ)にハマりました。全体で30~40人ほどのインカレのオーケストラで、よく演奏会をやっていました。その運営も面白かったです。オーケストラもチームワークが問われるという意味では今の仕事と共通点があります。
そして学業では、ソフトウェアの品質管理の研究室に所属していました。研究室ではソフトウェアの品質を拡張して考えており、プロセスやサービスの品質を研究していました。例えばカフェを作るとしたら、デザインコンセプトを考える段階で、UXや業務フローの中でクレーム要素やサービスのバグを見つけたりして、最適なカフェを設計していく感じです。
なぜGxPに興味を持ったのですか?
品質管理を研究していた当時、どうやって作るか?と言う中でアジャイル開発に興味を持ち、それについて情報収集していました。ネット上には情報を発信してくれる人がたくさんいましたがその中で、GxPの鈴木雄介さんのツイートを見つけた時、会社に興味を持ちました。
GxPに入社して良かったと感じるのはどんなところですか?
まずは社内の人間関係がフラットところですね。役員や上司などと気軽に話す機会が多くあります。
そして自由なところ。やりたいことを発信していれば、やらせてもらえる文化があります。そのおかげで興味のあるプロジェクトに参加でき、認定スクラムマスターを取得する機会もいただきました。
仕事をする上で大切にしているのはどんなことですか?
意識していることはいつくかあります。
一番は、チーム開発がうまく進むようにという点です。
そして、誠実でいること、嘘をつかないこと。
自分が失敗したことでもちゃんと報告して、「失敗しても良い」という雰囲気を作ること。そして人によって対応を変えたりせずに、皆さんに誠実に対応するよう心がけています。
さらに「自分のためにやる」ということも常に意識しいます。
ちょっと面倒なことや積極的にやる人がいない仕事でも、「誰かのためにやる」ではなく「自分のスキルを上げるためにやる」と考え手を挙げるようにしています。会議の時に議事録とるとか、ファシリテーションする、とか、テックブログのレビューするとか・・そういうことも。
そうするようになったのは、学生時代に研究室の先生から掛けられた言葉がきっかけです。
先輩の研究を一緒に考えていたのにその先輩が僕の話を聞いていなくて、「先輩の研究の話をしているのに、なんで話を聞いてないんですか」と腹を立てたことがあります。
その時に先生に言われました。「人のためにやったのに、と怒る人は二流。自分のためにやっている、と言える人は一流」と。とても衝撃的な一言でずっと心に残っています。
その先生の言葉で印象に残っているものでいうと、他には「分からなかったらボケろ」というのもあるのですが、それもチームのコミュニケーションを円滑にするために意識しています。ちょっと難しい質問をされた時に最初の返答をあえてボケで返すのです。場を和ませるために。
ただ、ボケていることに気づかれていないリスクもありますけど(笑)。
仕事をしていると楽しいことばかりではありません。けれど、「このメンバーに会うと嬉しい!」とメンバーが思えるチームにしたいんです。だから、あえて楽しくすること、楽しみを見つけることは大切にしたいです。同じ作業をやるにしても新しいやり方でやったり、早くできるようにするのも楽しくすることの工夫の一つです。
今後の夢や目標を教えてください。
認定スクラムマスターの資格を活かして、さらにスクラムマスターとして研鑽を積み、より良いチームを作ることができるようになることです。
また、現在入社5年目ですが、案件をやっていてもまだまだ実装についての深い知識や設計のスキル、経験が足りないなと感じることが多いです。なので勉強会を開いて社内の人と一緒に勉強したり、新しい業務に携わることでいろいろな人との関わりや経験を積んでいきたいと思っています。
最後に、GxPグループに興味を持っている就活生の皆さんへメッセージをお願いします。
GxPグループは、自由な社風でやりたいことがあれば背中を押してもらえる文化があります。会社としても大きく変わってきているタイミングなので、仮にスキルがなくても挑戦してみたいという気持ちがあるなら、ぜひ一緒に働きましょう!
Communication & Collaboration
チーム開発する上で必要なことです。自分一人ででできることには限りがあるので周囲とのコミュニケーションとコラボレーションを大事にしていきたいです。